-DECAY

あの虹の下で

あの頃の様に

あの歌を聴いた

 

陽の当たる場所へ

 

荒れ果てた世界〜閉ざされた未来

行く手を阻んだ理不尽な(ふざけた)現実

 

Q:誰の声に耳傾ければリーガル?

A:誰もが罪人さ

 

全て消えてしまえ

とか

皮肉る日々

RightNow 翼広げ

 

崩れた旋律を拾い集めて胸の奥に

数えきれぬ絵空事 晴れた朝は来ない

苦し紛れに綴る遺書(文字)は滲む

癒えない傷 見えない振り

聞こえない 誰の声も

 

替えられない過誤

帰られない籠

変えられない過去

 

振り返りもしない

 

被害者は乞う

攻め入る 明日亡きヒトの魂(刃)

途絶えた道で鷲掴む『欲』

 

君に幸あれ

 

生きる者に平等 絶対不可侵領域(ATフィールド) Over

刻の流れに沿う

他人(ひと)に流させる涙

自ら飛び絶つ必要は無い

 

通い慣れた並木を背に俯く 不埒な富

価値廃れど 棚に上げ

腫れた痣 消えない

恐れる事を諦めてはキレる犠牲者

目に映る社会 語れない

 

僕は唄う

 

〜解〜

 

2012年7月

七夕の夜に向けて作られたはずだった曲
織姫か彦星どちらかになるはずだった曲
 
Distorted ideal-からの繋がりはタイトルのみであるが
理想が崩壊したという意味ではない
 
詩を書き終えたのは2013年明けてすぐ
元々は【陽の当たる場所へ】というタイトルだった
 
しかし
いじめ、自殺、捏造、隠蔽、不正、内戦
それらのニュースを聞かない日は無かった
結果、詩に反映させることとなりdecay=崩壊に至る

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