明かされた真実 第六の感覚
解き放つ左眼 価値の無い音に乗せ
荒れ果てた世界 孤独な富
不埒な世に救われたいから
欲に溺れ もがいていた
いつまでも
籠の中 自由に飼い慣らす幻覚
囚われた安息 また夢にすがって
言葉の重みに気付けない
争う事しか選べず
このまま逃げ出す事でさえ
幼稚な戒めと
あの扉の向こう 待ち望んだ
希望の闇 手に入れたいから
人の波に逆らい続けていたい
愛であるならばこの身を捧ぐ
哀と知らぬまま散る
掻き乱す道徳 滅びゆく意識に
止めどない時間は 揺れながら消え去る
甘い蜜に誘われていた
平らな世相に躓く
ここから別々の改札
道無き未知へと
華奢な器に付け入る音の葉
空白を眺め 交う
刻の満ち欠けに彷徨うアロマ
虚無に咲き誇る 『 』
藍色に塗りつぶす 心の叫びを
気が滅入るくらいに
夢
願え
其れを請え
まばゆい光さえ無ければ
暗い闇を得ることはない
人は独りでは生きられず
踏み外せば朽ちる
〜解〜
2013年8月作成
曲は完成していたが自ら作詞規制をかけていたため
2014年に入ってからの公開となった
タイトルはウアジェト
古代エジプト神話の女神の名
その左目は後にホルスの目、ラーの目とも呼ばれる
フリーメイソンの象徴であるプロビデンンスの目=真実の目
のルーツにもなっている
fear of happinessから約1年振りの私感詩
全体的に前向きで新たなスタートを切るような
今までのことを一蹴するのではなくそれを踏まえてのスタート
自分が今までやってきたこと
これからやろうとしていることの再確認の意を込めて
嘘、偽りの無いありのままの真実を書いた