世相|noiz|アクティビティ

『咲き急ぐ華に気を取られ、縺れる足取りに乞う』

 

『君が見付けた鮮やかな色に、何色を足せば全て報われる?』

 

『独り善がりも失せて噛み付いた』

 

『飼い慣らされる』

『自尊心に...』

 

『走り続けて来た闇の果てで、どれだけ明かりを消せば目が覚める?』

 

思い出の中で安らかに癒え

籠の中にはあの日の鬱

もうこのまま

このまま遠くへ繋いで

ひらひら脆く散る

このまま遠くへ響かせ

光を求め見えない明日へと

重い羽根を背負って

誰も知らない

其処へ

月夜このまま

このまま遠くへ繋いで

ゆらゆら頑なに

このまま遠くへ響かせ

歪んだ視界

後向きな鏡

 

 

『答えの無い問いに問いかけて、見出せないと知りながら綴る』

 

 

夢で会えたなら言葉は要らず

邂逅刻む馴れ合い

暮れる陽

焦がされた雲落ち行く

おざなり

道無き道を踏む

手首に描いた一筋

触れられぬ宵

独りで見ていた

もうこのまま

このまま遠くへ繋いで

ひらひら脆く散る

このまま遠くへ響かせ

光を求め見えない明日へと

折れた羽根を背負って

誰も居ない

明日へと

 

 

〜解〜

 

2012年2月作成 

WAVELESS BLUEと視点が同じ私感詩

ゆえにコロナ自身の感情や体験がそのまま詩になっている

 

鬱が高まり精神的に少々落ち込み始めているが

それを形にすることで解消している(と思う)

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